生きる言い訳

「なぜ生きるのか?」「いかに生きるべきか?」という問いに正面から挑戦する、哲学・倫理・思想ブログ

時代と現実に対する個人的声明

日本共産党はいかにあるべきか――松竹伸幸氏の呼びかけへの応答

2023年1月19日、元日本共産党本部職員で現役日本共産党員の松竹伸幸なる人物が、日本共産党に対し党首公選制を求め記者会見を行った。これは同日発売の松竹著「シン・日本共産党宣言 ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由 (文春新書 1396)」とともに各ニ…

君はもうあの唄を聴いたかい?――白紙革命運動によせて

2022年11月下旬に突如爆発したかに見えた中国広範囲における一連の騒乱は、ゼロコロナ政策の緩和によって一端の落としどころを見つけたように見える。中国国内の大学などで未だ散発的な抗議活動が起きていることはSNSを通じて垣間見えるが、いずれも体制を揺…

緊急記事:「白紙革命」の革命史における歴史的意義と重要性

新疆ウイグル自治区ウルムチにおけるコロナロックダウン中の住宅火災をきっかけに、上海をはじめとした中国の多くの地域で、また国外で、中国人による抗議運動が広がっている。この一連の抗議運動は、中国共産党・習近平体制によるいわゆる「ゼロコロナ政策…

「不適性検査スカウター」は構造的差別そのものである

就職活動をする中で、適性検査を受けることがある。 適性検査はその建前上、人の性格や能力を見極め、企業や職場との相性の良さを見極めるためにある。性格における長所と短所はコインの表と裏であって、慎重な人は瞬時の決断が必要な仕事には向かないし、大…

新型コロナウイルス第七波襲来。我々は何度同じ過ちを繰り返すのか

2020年初頭に端を発した新型コロナウイルス、SARS-CoV-2による感染症災害にたいして人類は、そして日本は、今のところ敗北続きである。根拠のない楽観論、ワクチン万能論、新薬待望論、エリートパニックによるリスクコミュニケーション不全、生存者バイアス…

安倍晋三銃撃事件に対する緊急声明

1.いかなる殺人も許される余地はない。人命はアプリオリな価値であり、これは人間の世界の前提として要請される。安倍晋三氏の無事と速やかな回復を祈る。 同日22時50分追記:安倍晋三氏は同日午後5時3分に永眠された。ご冥福を祈る。 2.現時点で…

マルクス主義よ、もういちど!

我々は今まさに時代の転換点に、最後の転換点にいる。この国を取り巻く多くの問題(少子高齢化、経済の停滞と衰退、国際関係や外交問題、地球温暖化など)は、この先5年のうちに解決の展望が見れなければ、日本の決定的かつ半永続的な衰退をもたらすだろう。…

ロシアによるウクライナ侵略戦争に反対する

世界に壁はなく、人に差別はない。したがって、私がいかなる国のいかなる人間だとしても、書かねばならないことがある。 ロシアによるウクライナ全土への侵略行為は違法・非道である 現在ロシアが行っているウクライナ全土への軍事攻撃は、国際連合憲章とそ…